ブレーキマスターシリンダーOH完結します~取り付け編~【ローバーミニ】
こんにちは とよちゃんです。
長かったブレーキマスターシリンダーOHとマスターバックリペアも終わり、いよいよ車体に取り付けていき、エア抜きをして完結とさせていただきます。
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ブレーキ系統OHその④(完結編)/Brake Master cylinder OH part4【Rover Mini】
マスターシリンダーOHシリーズ全3話を見たい方はこちらからどうぞ
マスターシリンダーOH その①↓ ↓ ↓
マスターシリンダーOH その②↓ ↓ ↓
マスターシリンダーOH その③↓ ↓ ↓
さっそくとりかかります。
といいましても取り付けは取り外しの逆ですね。
1個1個順番に取り付けていきます。
まずはマスターバックを取り付けていきます。
クレビスピンをはめるための割ピンです。マスターバックに着けたものと同じサイズ、2mmです。
これは、ブレーキペダルとマスターバックを繋ぐクレビスピンに取り付ける割ピンになります。
マスターバックをボディ所定の場所にボルト・ナットで止めていきます。
ずらしていたエアコンの装置も元に戻す。
OH済みのマスターシリンダーを取り付けます。当たり前ですがこの時点ではまだフルードは入れていません。
マスターシリンダー~マスターバックを繋ぐナイロンナットも実はリペアキットの中に入っていました。
ブレーキ配管を締めます。11㎜フレアナットレンチ使用
それぞれの規定トルクです。
因みに、写真赤矢印のナットも、その他マスターバックをボディに取り付けるためのナット・ボルトもすべて1/2incなのですべての規定トルクも同じですね。わかりやすい。25Nm
これは赤丸のブラケット部分のトルクのことです。25Nm
バルクヘッド部分(エンジンルームと車内の間)も25Nm
続いてエア抜きです。ミニのマスターシリンダーはタンデムマスターシリンダーと言って、マスターシリンダーOHその②でお見せしましたが、シリンダー内にピストンがプライマリーピストンとセカンダリーピストンの2つあります。
なぜ二つあるのかというと、どちらか一方がフロント、どちらか一方がリアのブレーキシステムを請け負っています。ですので、例えばリアのブレーキシステムのどこかに液漏れがあり、エアを噛んでしまってブレーキが作動しなくなったとしても、フロントは生きているのでブレーキが利かなくなるということが防げるんですね。
まあそうなった場合急速な処置が必要ですけどね。猶予を与えてくれるという優れものです。おそらくですがタンデムタイプになったのは後期あたりからだと思います。
あんまり詳しくないから詳しいところはわかりません。すみません。
そして僕のミニの場合後期型ですのでヘインズマニュアルに従うとエア抜きの順序は以下の通りになります。
左F→右F→左R→右R の順序です。
毎回のごとくブレーキフルードはホームセンターで購入できるこちらです。
まずフルードを入れて、
左フロントから行っていきます。
エアがいっぱい出てきます。
続いてフロント右
ちなみに抜けたフルードはとりあえず使い終えた缶の中に溜めてあります。処分についてはそのうち考えます・・・。
右リア
ちなみに、リアはニップルが7㎜です。これだけ小さいとフレアナットレンチでなくとも7㎜のメガネでも対応できます。結構小さいメガネレンチです。
そして、一通りエア抜きをしたらテスト走行に出かけました。
で、1時間くらい走行した後にもう一度全輪エア抜きをすると、ブレーキを掛けたりしてフルードが温められたことで1回目じゃ抜けきらなかったエアが出てくることがあります。これにてエア抜きが終了になります。
きれいに仕上がりました。
ブレーキの利き具合がどうなったかというのはYouTubeでインプレッション動画が出ていますのでそちらをご覧ください。
エンジンルームがどんどんきれいになっていく。
注)ブレーキ系統をいじることは大変危険です。僕はド素人で完ぺきではありませんが、一応独学でそれなりに勉強し、まだまだですが多少の知識を持っているつもりです。
むやみやたらに触るのはやめましょう。とくに何も問題がないのにいじるとかえって悪くしてしまうかもしれません。ご自分でやられる際には自己責任でお願いいたします。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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ミニはDOT4指定です。いつも僕が使っているのがこちらになります。