ブレーキマスターシリンダーOH【ローバーミニ】リペアキットを使用します
こんにちは。
今日は、ブレーキマスターシリンダーのOHをリペアキットを使って行っていきます。
こちらもYouTubeに動画としてUPしていますので動画派の方はそちらをどうぞ。
ブレーキ系統オーバーホールその②/Brake Master cylinder OH part2【Rover Mini】
注意:ブレーキ系統はむやみに触るとキケンです。ご自分でやられる際は十分ご注意くださいということと僕は一切の責任を取れませんので悪しからず。
取り外し編はこちらの記事に書きました。
まず、今回のリペアキットの内容物は写真赤丸のものです。主にシール、パッキンなどです。セカンダリピストンはないのにプライマリピストンは入っていました。笑
それとこの車両(98年式)のマスターシリンダーはサークリップが⑦番の形状のものでした。プラスチックのようなもの。
ほかにもCの形をしたサークリップで止められている年式のマスターシリンダーもありますので購入するときは注意が必要です。
まずリザーブタンクを外します。ピンがありますのでこれを抜き、写真のようにドライバーを入れてクイっとテコを使うと結構あっさり外れます。
するとゴムパッキンがあり、そいつを外すと変な形をしたワッシャがあるのでラジオペンチなどで掴み外します。これは再利用するのでなくさないようにします。
全然見えませんがセカンダリピストン側にストップピンという小さいピンがはまっているのでそれも抜きます。これも再利用&かなり小さいのでどっかに飛ばしてなくさないようにします。
プラスチック製の白いサークリップを外します。外すといっても外し方がわからなかったので細いドライバーでこじってエイヤっと壊しました。
するとまずプライマリーピストンがでてきます。
つぎに木片にマスターシリンダーをたたきつけ、セカンダリピストンを抜き出します。
この方法でできるのかよと思っていましたができました。写真逆光でみにくくてすみません
取り外した古いパーツたちです。
およそ20年間無交換であったであろうパーツたちにご苦労様という思いを込めて捨てました。
洗浄します。シリンダー内部は決して傷つけないようにします。
マスターバック接続部分がサビていたので研磨しました。
新品のパッキンやシールなどは組付けていく際に潤滑のため、ブレーキフルードに浸しておきます。シリコングリースなどでもいいと思います。むしろそれでやってる人のほうが多いかもしれません。
今回もいつもと同じDOT4です。
シールを組付けていきますが、この際絶対に向きを間違えずに組付けていきます。
向きを間違えるとやばい。液漏れする可能性があります。
慎重に組付けていき、元通りにピストンも入れて、サークリップをはめてリザーブタンクを付ければ完成ですが、このサークリップを付けるのが結構大変です。気合で何とかしました。(ピストンを結構な力で押し込んでそのすきにサークリップで蓋をするイメージ)
完成しました。
最後まで読んでくださってありがとうございました。何かお気づきのことがありましたらお気軽にコメントしてください。動画のコメント欄でも構いません。
是非チャンネル登録よろしくお願いします。
僕が買ったマスターシリンダーリペアキットはこちらになります。
こんな作業めんどくさいよ~という方はこちら。マスターシリンダー単品です。89年以降の車両に取り付け可。