ローバーミニのクラッチペダルを踏んだ時にする異音の解消
こんにちは
先日、クラッチレリーズの交換を行いましたが、クラッチペダルを踏んだ時のキコキコというかキュッキュッという様な音は解消しませんでした。
レリーズを交換した様子はこちらからご覧ください。
調べてみると
- クラッチペダルとマスターシリンダーを繋ぐピン
- レリーズとプッシュロッドを繋ぐピン
が怪しいことが判明しました。
クレビス ピン というらしいです。こいつのグリスが切れてくるとキコキコやキュッキュッという乾いた音がするみたいです。
これが真の原因かは定かではありませんが、疑わしきものから攻めて（安く済みそうなものから直していく）いかないと、それで済めば幸いですからね。
あと、気持ちクラッチが重くなったように感じられます。
これも油が切れていることが原因なのかはわかりませんが、今回はそれも解消するかどうかも含め、作業してみようかと思います。
放っておくとどうなるか、レリーズベアリングが摩耗してより高くついたりするみたいです。
それなら油を塗るひと手間をかけたほうが安上がりです。
某ショップはそこへ給油していたので、僕もやってみることにしました。
給油の油は何を使おうかと考えたのですが、お手軽にホームセンターで買える、グリーススプレーを使うことにしました。
スプレーの油は流れ落ちちゃいそうなので粘性の高いグリスを塗布したほうがいいかなと思ったんですが、レリーズプッシュロッドのクレビスピンは狭い場所にあり、
届かないのでスプレーで吹きかけることにしました。
思い立ったその日に即行動。ということでバイト後速攻で家に帰り、まだ明るいうちにと家にあった先日レリーズのエア抜きに使ったチューブとグリーススプレーで即席の装置（装置と呼べるほどのものではない。）でレリーズのピンへピンポイントで吹きかけてみる。
まず、ペダル奥にあるクレビスピンに給油します。
フロアマットに寝そべる形でペダルを見上げると・・・
ダクトが邪魔で目視できません。
仕方がないので写真に写っている大体の場所に吹き付けておきました。
正直、ここは手が届くのでモリブデンとかの粘性の高いグリスでもよかったと思います。
これでいったんペダルを何度か踏んでみますが、症状はあまり変わりません。
次に、レリーズ側のピンです。こちらのほうが怪しいと思います。音はこっちのほうから聞こえます。
見えにくいですが、この辺にピンがあると思います。
先ほどの長いチューブを使い、狭い隙間をかいくぐり、吹きかけました。
今度こそペダルを踏んでみます。
効果のほどは
クレビスピンへのグリース吹きかけにより、異音はなくなりました。
さらにクラッチも明らかに軽くなりました。
間に合わせでの作業でしたので根本的な解決になったのかはわかりません。おそらく一時的な応急処置に過ぎないのかなと思いますが、とりあえず様子見ということにします。
これでまた異音がするようになったらまたその時他に原因があるか考えます。
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