とよちゃんガレージ

DIY整備や車関連のお話です

ミニのシートベルトを全席換装したら思いのほか時間がかかったよ

こんにちは

 

全席シートベルト交換しました。

ミニのシートベルトって初めから色付きですよね。

あれもいいんですが、どうもやれた感じで気になっていました。いつか変えようかななんて思っていました。

でもシートベルトって結構高いんじゃないかなって勝手に思い込んでたのですが、スペアーズ製の赤色のシートベルト、一個26£だったのでこの際奮発して買ってしまいました。そのついでにいろいろ消耗品なども買っておきました。

今回はその時の作業記録をつづりたいと思います。長くなると思います。

シートベルト変えるだけやからすぐできるやろ~とか高をくくっていましたがそうは問屋は卸しませんでした・・・。

色々問題発生しててあーでもないこーでもないとやっていたらいつの間にか時間がたっていました。6時間くらい・・・。

でも、シートベルトの構造とかがよくわかりました。

 

はい、まずはこれがおなじみの純正シートベルトですね。

これはこれでおしゃれですよね。色付きシートベルトってなかなか見ません。

 

こちらが。と言っても箱ですがミニスペアーズ整シートベルトです。

 取り付けに至ってはシートなどが邪魔になりますので運転席側と助手席側、リアシートの座面も取り外しておきます。

ドア下のボルトを外します。17mm(内装のシートベルト関係はほとんど17mmでした。)

ドア上のボルトを外します。17mm

次にこのボックスのポジネジ#2を2本外します。すると収納ボックスが外れます。

このふたを外し、共締めされているのでメガネなどで押さえつつ緩めます。17mm 

ボックス内からラチェットでやるならエクステンションをつけたほうがアクセスしやすいです。

フロントはこの三点のボルトで止められているだけです。

外そうと思っても外れなかったのでよく見てみるとボックス内にエアバック作動時にシートベルトを引き込むための火薬式なんちゃらが入っていました。こいつを止めているねじを緩め、ハーネスを抜けばフロントシートベルトが外れました。※暴発を防ぐためバッテリーのマイナス端子は抜いておきましょう。僕は忘れていましたがラッキーなことに暴発して怪我をすることはなかったです。

ボックスの口の部分にあるフタはこのように切り口がありますので簡単にシートベルトから取り外せます。

取り出せましたの図。

 外した純正シートベルトは保管しておきます。

すかんぴんのシートベルトケース内

汚いのでこの機会に掃除しておきます。

とりつけるシートベルト。鮮やかな赤色です。

・・・とまあフロント両側の取付までは順調にいったのですが、問題はリアです。あとあとフロントにも問題があることに気づきました。

シートベルトは普通、ある決まった角度を向いている時しか引っ張り出せません。

 純正リアのシートベルトの引っ張り出せる角度と、

スペアーズ製のシートベルトでは引っ張り出す角度が違いました。

 純正は写真右側に立てて設置するタイプですが。

スペアーズ製はこのように寝かしてやらないと引っ張り出せません。

シートベルトケース内には寝かせるスペースがありません。

おそらくですが、年式によってはリアシート上にシートベルトの巻き込む装置を寝かせて設置するタイプの車種があるのかもしれません。詳しくはわかりません。

ステーなどで角度を変えて設置しようかと考えたのですが、純正タイプの巻き尺に赤色のシートベルトを移植してニコイチにすることにしました。

まず赤色のシートベルトを限界まで引っ張り出します。(夢中でやってたらどっかでひっかけてゴム手袋が破れています。)

するとくぼみがあってそこにシートベルトが引っ掛けられていて、巻いていけるという構造らしいです。うまく説明できずにすみません。

ここをマイナスドライバーでこじってひっぱりだします。

取れました。中にこのように棒が差し込んであって止められているだけです。

古いほうも同様に限界まで引っ張り出した後、こじってベルトを外します。

こっちに赤いほうを移植するので、巻き尺が元に戻ってしまわないようにこの位置で止めるため棒などを差し込んでおきます。

巻き尺が戻っていかないよう抑えながら、このようにベルトを挿入していきます。

通りました。

そして純正から取り出したべるとについていたつっかえ棒をそのまま使用します。

 

で、くぼみに引っ掛けて手を放してベルトを巻いていきます。

これでリアシートベルトの移植は終わりです。

 

あと、シートベルトキャッチャーをトルクスで緩めます。固着してて結構堅かったです。

ここでまた問題発生です。運転席側のキャッチャーにはシートベルト警告灯の配線がついていますので、スペアーズ製のキャッチャーに付け替えることはできません。

なのでキャッチャーだけは交換せず、シートベルト側のオス部分のみをこれまた純正から移植することにしました。

取り付けた後に気づいたのでまた外し、リアのシートベルトと同じ要領で移植しました。

写真はほとんど同じですので撮っていません。

いよいよ取り付けられました。

 

座面も取り付けて終了しました。

すぐできると思っていましたがてこずってしまいました。

シートベルト換装を考えてる方の参考になればと思います。

シートベルトは、命を守るためのものですので、しっかり取り付けしましょう。

 

それではさようなら。

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